プルースト『失われた時を求めて』の森へ(1)

11月7日(土)のABCは、14:00〜17:00波止場会館3階中会議室です。(3Cではないので、お間違えないよう。まぁ、3Cの向かいですが)

夏以来、ゴッホを勉強していて、そこからプルーストを読んでいくことになりました。<ゴッホからプルーストへ>。これは深いところで繋がっているのです。それは、絵/絵画を観るということ、それについて語ったり、考えたり、書いたりするということはどういうことか。どんなふうにあるべきかという問題意識の糸で繋がります。
それを考えるのに、プルーストほど豊かな示唆を提供してくれる書物はないというのが、ボクの考えで、ともかく目指すところは、絵を観る楽しみの機会を豊かにしたいというところです。
そのさい掲げたテーマをは、<絵(イメージ)を書く、絵画(タブロー)を言葉にする>でした。11月はその続き、というか、ひと段階展開して、
<変貌(メタモルフォーズ)と喩(メタフフォール)>
というキャッチコピーを掲げ、プルーストの『失われた時を求めて』から、芸術と人生に対する考えかたを学んで整理してみたいと目論んでいます。