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二重にきゝを付る

蕪村が弟子に書き送った手紙に、俳諧では「二重(ふたえ)にききを付ける」ことを心得て置かねばならないと言ってます。 それについて、先月報告済みの原稿と、絵画にこの方法論はどのように実現されているか、を考える時間としたい、と思います。

<蕪村の「小」を求めて>続き

夏休み前のABC、終った後暑気払いに集まりたかったのですが、この感染者の増え振りでは、いたしかたなく、次回の7月25日(金)は、zoomで集まることにいたしましょう。 添付資料は、前回配布済みの<蕪村の「小」を求めて>をすこし増補したものです。 接頭語の「小」をつけた語のある蕪村の句を集めたのですが、接頭語が「子」になっているのや、常套句として「小」がついている語、そのどちらでもない「小」「子」を […]

<「岩くらの…」再考>と<蕪村の「小」を求めて>

ズームの案内に七月九日のABCのテーマは、 〈蕪村の「小」を求めて〉 と予告しましたが、それから「小」のための資料作りをしているうちに、そこに行き着く前に、ちょっと考えておきたいことが立ちはだかってきました。 それは、 「絵を詠み句を観る蕪村」 とでも題すればいいか。 まずは、この問題の焦点を深めて行くために、前々回勉強した「岩くらの狂女恋せよほとゝぎす」の句を配した一幅の絵を見直すところから始め […]

<蕪村の方へ>3

次回のABCは、6月24日(金)19:00〜21:00 波止場会館4B です。テーマは<蕪村の方へ>の続きとして、<蕪村にとって芭蕉とはなんだったのか>という問題を整理してみようと思います。

武蔵の方へ—「枯木鳴鵑図」を眺める

蕪村より150年ほど先輩の宮本武蔵の描いた有名な絵ですが、いろんな意味で蕪村の極にあるこの「枯木鳴鵑図」。意外な共通点もありおもしろいです。それを勉強することで、蕪村をあらためて見直すこともできるのではないか、という試みをやってみようと思います。

蕪村の方へ

5月14日のABCは、<蕪村の方へ>と題して、蕪村の唱えた「俳諧物之草画」について、考えて行こうと思います。 その前に、これまで、今年は「ブソンイヤー」になりそうな勢いで蕪村と取り組んでいますが、そうなるに至った経緯を振り返って文章にしておきました。これをABCで読み上げて行く時間はなさそうなので、お時間のあるとき目を通しておいていただけるとありがたいです。

蕪村が描いた「奥の細道」5

蕪村が描いた「奥の細道」は今回で五回目。とりあえず「奥の細道」の最後まで読み終えるのが目標です。もちろん、これで「読み終った」などと大きなことは言えないのですが、「とりあえず」です。この「とりあえず」の読みを通して、蕪村の写本を観ながら、つまり蕪村がどんな具合に、どういうつもりで「奥の細道」の画巻を作ろうとしたのかを考えながら、同時に「奥の細道」という作品はどんな作品なのか(蕪村の考え視点に囚われ […]

蕪村が描いた「奥の細道」4

<蕪村が描いた奥の細道>の4回目です。いよいよ越後に入りました。折り返しです。今回も、前半は蕪村の別の俳句と絵をちょっと覗いて、それから「奥の細道画巻」に入りたいと思います。

蕪村が描いた「奥の細道」3

3月25日(金)の<土曜の午後のABC>は、 蕪村の描いた「奥の細道」の三回目。 芭蕉一行は、尾花沢から最上川へと辿っていきます。  しずかさや岩に染み入る蟬の声  さみだれを集めてはやし最上川 と、この手記のなかでも屈指の名句を遺したところ。 蕪村は、ただ芭蕉の文章を写し取るだけで、挿絵は描きませんでした。 なぜ、絵は描かなかったのか、などと考えながら、読み進んでいきたいと思います。