8日の勉強会のタイトルは、<天照大神と須佐之男命の対決場面を読む>です。救いようのない不信関係にある姉と弟は、呪力の勝負によって自分の正当性を主張し合います。この行為を促しているのは<美>への希求か<利>の欲望か。少なくとも、その物語を文字に移そうとしていた太安萬侶は<美>への希求に燃えていたようです。