旧暦と新暦

昨日受け取ったDMの日付に「2010年水無月」とあった。旧暦では、まだ、「皐月(さつき)」である。「水無月」は7月12日まで待たないと来ないのだが、西暦での6月を「水無月」といいかえるとなにか格好よくみえるというのだろうか。こういう態度は、旧暦が持っていた深い歴史とその意味を、むしろ軽卒に掻き消している。6月を水無月と書き換えることは、新漢字を旧漢字に置き換えるのとは違う、歴史認識が必要なのだ。いま、その認識がすっかり窒息させられている。

2010.6.18